スクリーンキャスト用の動画素材の作り方のコツ

MODxのチュートリアル動画をニコニコ動画に投稿しました」のようなスクリーンキャストを行う場合に、元となる動画素材を作る際のコツをまとめてみます。

スクリーンキャスト用の動画を制作するには、大きく分けて録画→編集・加工→エンコードという流れになりますが、主に録画の際に気をつけておくとよいことになります。

アプリケーションやデスクトップを整理しておく

スクリーンキャストでは、自分のアプリケーションやデスクトップ環境をそのまま配信することになります。見えてはいけないものがないかどうか、またはどこが見えてはいけないのかを確認しておきましょう。作業途中のアプリケーションやスケジューリングされたアプリケーションなどがあると、録画中にそれらのアプリケーションウィンドウがアクティブになってしまうこともあるので終了しておきます。

別のコンピュータや仮想化ソフトウェアが利用できる場合には、そこにスクリーンキャスト専用の環境を構築してしまうのもよいです。または、マルチユーザ環境であれば、スクリーンキャスト専用のアカウントを作成しておくと安心です。見えてはいけないものが映ってしまったせいで、祭られてしまうことのないように気をつけましょう。逆手に取るのは効果的です。

完成後のイメージを事前に決めておく

ぶっつけ本番で録画を開始すると無駄な操作が増えたり、反対に必要な操作を忘れてしまいます。また、思わぬトラブルで録画を中断しかねない状態になる可能性もあります。編集・加工の工程で面倒な思いをしたり、撮り直すはめになったりするので、最初の段階で大まかにでも完成後のイメージは決めておきます。より本格的な制作を行う場合は、コンテや台本を作成しておくとよいでしょう。

HDの空き容量を確認しておく

動画はかなりの大容量になるので、HDの空き容量には余裕を持っておきましょう。録画の終盤にさしかかってから空き容量が足りない事態になると、録画に失敗して撮り直しになったり、成功したとしても中途半端なところで継ぎ接ぎしなくてはいけなくなります。録画サイズや色数、フレームレート、録画時間などからおおよその動画のサイズを予想して、それよりも十分に大きな空き容量を用意しておきましょう。

ソースとなる動画はまとめて録画する

スクリーンキャストの場合には基本的にカメラが固定です。視点の切り替えが確実である場合を除いては、なるべく一続きに録画するようにしましょう。編集・加工ソフトにもよりますが、分割された動画を結合した場合に一部の編集・加工作業が行いにくくなります。反対に、一つの動画を分割する場合には不都合が起きにくいです。操作に失敗してもカットするのは簡単です。

操作は余裕を持って行う

手順を完全に把握しているのは自分だけです。操作していると気づきにくいですが、自分の感覚よりも他人には早い操作に感じます。フレームレートが低い場合にはカーソルやウィンドウの移動、メニューの表示が飛ぶこともあります。尺は伸ばすよりも縮めるほうが簡単なので、操作には余裕を持って録画しましょう。

操作と操作の区切りにはしばらく停止した状態を作っておくと、そこを編集ポイントとすることができます。動画を分割したり、トランジションなどの編集・加工の作業もしやすくなるでしょう。

ソースとなる動画は劣化の少ない形式で保存する

録画した動画は、その後の編集・加工、エンコードの元となる動画です。動画に使われる圧縮方式は非可逆方式が普通なので、フォーマットの変換やエンコードを繰り返すと劣化します。用途に合わせて、編集・加工・エンコードなどの再利用が行いやすいように、無圧縮や可逆方式の圧縮方法で保存するようにしましょう。尺が長い場合にはかなりの大容量になるので、その場合には劣化の起きにくい圧縮方式で保存するようにします。

コメント (0)

この記事へのコメントはまだありません。

コメントフォーム

トラックバック (0)

この記事へのトラックバックはまだありません。

この記事のトラックバックURI
http://dxd8.com/archives/31/trackback/
この記事のURI
http://dxd8.com/archives/31/