JavaScript 第5版 - 3章 データ型と値(4)
JavaScript 第5版の「3章 データ型と値」の「3.4 関数」~「3.6 配列」(24~36ページ)を読み進めていきます。
3.4 関数
- JavaScriptでは関数はデータ型の一つであり、コードから操作できる。
- JavaScriptでのオブジェクト指向プログラミングにおけるメソッドとは、あるオブジェクトのプロパティに代入された関数のことである。
3.4.1 関数リテラル
- 関数リテラルはfunctionキーワードを使って記述する。
- 関数はFunction()コンストラクタを使って定義することもできるが、あまり使われることはない。
いわゆるラムダ関数や無名関数、匿名関数と呼ばれているものは、関数リテラルによって定義された関数ということになりますね。
3.5 オブジェクト
- JavaScriptのオブジェクトは連想配列として扱える。
3.5.2 オブジェクトリテラル
- オブジェクトリテラルはオブジェクトイニシャライザとも呼ばれる。
- プロパティ名には識別子の他に文字列が使える。
- プロパティ値には定数の他に任意のJavaScript式が使える。
3.5.3 オブジェクトの型変換
- 論理値コンテキストでは、
null
でないオブジェクトはtrueに変換される。 - 文字列コンテキストでは、オブジェクトのtoString()メソッドが返す文字列が使われる。
- 数値コンテキストでは、オブジェクトのvalueOf()メソッドが返す値が使われる。
- 数値コンテキストで、オブジェクトのvalueOf()メソッドがオブジェクトを返すような場合は、そのオブジェクトのtoString()メソッドが返す文字列を数値に変換したものが使われる。
3.6 配列
- 配列の生成にはArray()コンストラクタを使う。
- Array()コンストラクタの引数には配列要素を指定する。
- Array()コンストラクタの引数を1つだけ指定すると、それは配列要素ではなく、配列の大きさを指定したことになる。
3.6.1 配列リテラル
- 配列リテラルは配列イニシャライザとも呼ばれる。
- 配列の要素には定数の他に任意のJavaScript式が使える。
内容自体は退屈な章ではありますが、この辺りの解説からはJavaScriptの面白さが感じられます。関数リテラル・オブジェクトリテラル・配列リテラルを使った記述方法はスマートで視認性にも優れており、とても魅力的です。
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