もしもドロップシッピングの実験(6月17日~26日)
しばらく放置していたもしもドロップシッピングの実験ですが、成果が見込めないことを確信したため、実験を完全に停止しました。
今回の実験の趣旨は、もしもドロップシッピングの推奨する方法では成果はでない、という見解を実証するためのものでした。実験は、メジャーな売れ筋商品とマイナーな独自性の高い商品で行いましたが、いずれも成果は発生しませんでした。結果として、自身の見通しに誤りがなかったことを確信することができました。
ダイエット・美容カテゴリの商品A(ターゲットは30~50代の女性)について、最終的なOvertureの管理ページを公開しておきます(生活・趣味カテゴリの商品B(ターゲットは20~30代の男性)は「もしもドロップシッピングの実験(6月15日)」を参照)。
なお、平行して出稿していたアフィリエイトプログラムを利用したあるサイトでは、6月12日~26日の期間中に計4件の成果が発生しています。もしもドロップシッピングのように売上げ高のみを掲げることは無意味なので、意味のある利益率で公開しますが、アフィリエイトプログラムを利用したサイトの利益率は139.16%でした。
もしもドロップシッピングも実質的にはアフィリエイトプログラムですが、この結果からもわかるように、その他のアフィリエイトプログラムに対するメリットがほとんどないことは明らかです。
はっきり言ってしまうと、誇大広告や連鎖販売取引(マルチ商法)を彷彿とさせる時点で、もしもドロップシッピングはあまり信頼できるASPではないと感じました。システムにもセキュリティ的な問題があるようです(エラーメッセージの垂れ流しに遭遇しました)。
かなりの辛口になってしまったので少しだけフォローしておくと、ネットショップに興味がある人がとっかかりに利用するには面白いシステムだと思います。ただし、もしもドロップシッピングが言うような初心者向けのシステムでは決してありませんし、挑戦のしがいはありますが、不利な条件ばかりが揃う中で売上げを上げることは並大抵のことではないでしょう。
あえて、もしもドロップシッピングを選ぶメリットがあるかという点にも疑問が残りますが、どうせなら、次へのステップアップが用意されている電脳卸のほうがやりがいがあるかもしれませんね。商品に微妙なものが多いのはどちらも同じですが…。
機会があれば、全て一から作成したコピーとサイト・ページを用意して、成果が出ると考えている方法で実験してみたいと思います。
コメント (2)
スタート地点でデメリットが多すぎるので、利益を出すのは至難の業でしょうね。
独自性を出すにもなかなか難しいでしょうし、本気でやるならもしもでやる意味は薄れますね。
手軽さはいいと思うのですが、実際にはドロップシッパーにも購入者にもメリットはほとんどなく、自社利益のみを優先する会社・システムだと感じました。
トラックバック (0)
この記事へのトラックバックはまだありません。
木下です。
私も、去年の12月からサイトを構築してほぼ半年で3千円の利益だけです。
まあ、頑張ったのは最初の1ヶ月ぐらいで後は放置していましたが。ベストパートナーが15件居られますがその中で売上が有ったのは2件だけ。
会員数が多すぎ同じ商品を多くの人が扱っているだけに
可也真面目に独自の運営しないと大きな成果は望めないですね。