DreamHostの初期設定(SSH接続・FastCGIほか)
DreamHostの初期設定をメモしていきます。今回は、SSH接続とFastCGI、タイムゾーンと言語の設定を行いました。
海外サーバの割に日本語の情報があり、意外とすんなりいけました。参考にさせていただいたページとともに紹介します。
SSH接続
初期状態ではFTP接続しかできないので、DreamHostのコントロールパネルの「Manage Users」からユーザのアカウントタイプを「Shell account」にして、FTP/SSHの両方で接続できるようにします。
PuTTYを使っているので、「PUTTYの使い方 - niming538の日記」を参考にさせていただきました。この手順通りに公開鍵と秘密鍵を作成、アップロードし、後はPuTTYでセッションの設定をするだけです(「SSH - DreamHost」も参照)。
また、「DreamHost移行メモ part2 « Regen Press」を参考にbashのタイムゾーンと言語を設定しました(「Environment Setup - DreamHost」も参照)。
FastCGI
DreamHostではPHPはCGI版のみ利用できます。実行を高速化させるためにFastCGIの設定をしました。FastCGIはPerl/Python/Rubyでも利用できますが、とりあえずはよく使うPHPだけ設定しておきました。
設定には「DreamHost移行メモ part3 « Regen Press」を参考にさせていただきました(「PHP FastCGI - DreamHost」と「Custom PHP.ini - DreamHost」も参照)。php.iniをカスタマイズできるように、また、設定をサーバ内で共有できるように、この手順の通りに「php.cgi」と「php.ini」をコピー・設定します。タイムゾーンを設定するために、コピーした「php.ini」に「date.timezone="Asia/Tokyo"」を付け加えておきます。
なお、DreamHostのWikiによると、「php5-wrapper.fcgi」は「dispatch.fcgi」にしたほうが良いそうなので、「dispatch.fcgi」として設定しました。ところで、「dispatch.fcgi」に直アクセスすると中身が見えてしまうのですが、これは大丈夫なのでしょうか…。
最後に、PHPを自動更新するためのCronを設定します。Cronはコントロールパネルからも設定できます。
その他
「.htaccess」を作成したついでに、「Htaccess - DreamHost」と「Running web scripts in your Timezone - DreamHost」を参考に、タイムゾーンと言語、デフォルトの文字エンコーディングの設定も行いました。公開ディレクトリ(ドメインのトップディレクトリ)の「.htaccess」は、最終的に次のようになりました。
Options +ExecCGI -Indexes
AddHandler fastcgi-script .fcg .fcgi .fpl
AddHandler php5-fastcgi .php
Action php5-fastcgi /dispatch.fcgi
SetEnv TZ Asia/Tokyo
AddDefaultCharset UTF-8
DefaultLanguage ja-JP
デフォルトではディレクトリの一覧表示が有効になっているため、忘れずに「-Indexes」を追加してあります。これを忘れると、ディレクトリの中身が外部からも丸見えになってしまうので要注意です。
公開ディレクトリごとに毎回、この「.htaccess」を作成しないといけないのがちょっと面倒ですね。CMSやフレームワークだと、最初から「.htaccess」があったりするので、間違えて上書きしてしまいそうです。まとめて設定できるような方法はないものでしょうか 🙁
とりあえずは、基本的な設定はできたと思います。今のところは、コントロールパネルが独自のものにも関わらず使いやすく、予想以上の自由度で満足しています。Japanizeにコントロールパネルのサブドメインが登録されていたので、さらに翻訳しようと思ったらSSL接続には未対応だったようです…。後はMySQLなどがどんな感じかですね。
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