FirefoxのSQLiteデータベースをVACUUMしてみた
Firefoxをようやく3.5にアップグレードしたものの全然速くなった気がしません。Firefoxが使用しているSQLiteデータベースを最適化すると軽くなるらしい、ということを聞いたので実際に試してみました。
FirefoxのSQLiteデータベースは、Windowsでは次のような手順で最適化します。
- Firefoxを終了。
- ドライブ:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\プロファイル名\ファイル名.sqliteをバックアップ。
- SQLite Home PageからSQLite(sqlite-バージョン番号.zip)をダウンロード。
- sqlite-バージョン番号.zipを展開してできたsqlite3.exeを、ファイル名.sqliteがあるディレクトリにコピー。
- コマンドプロンプトから、ファイル名.sqliteごとに
sqlite3.exe ファイル名.sqlite VACUUM
とsqlite3.exe ファイル名.sqlite REINDEX
を実行。
今回は、特にファイルサイズが大きくなっていた「places.sqlite」を最適化してみました。
ファイル名 | 最適化前 | 最適化後 |
---|---|---|
places.sqlite | 86,933KB | 41,639KB |
最適化後には、ファイルサイズがなんと半分以下にまで小さくなりました。
肝心の速度はというと、たしかに起動・終了時時間がかなり改善されました。その他も少し速くなった気がするのですが、これは気のせいかもしれません。
利用している拡張機能を減らせば、もう少し軽くなるのかもしれません。色々と削除したり、無効化したりで、現在、有効にしている拡張機能は36個です。1年前は46個も有効にしていたのに軽く感じました。慣れとは恐ろしいですね。
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